昨日は、仮想通貨に関する事業を行っている社長様との会合がありました。仮想通貨という雲をつかむような話にもかかわらず、文系の私たちでも理解できるように、たとえ話を交えながら仮想通貨の現状と将来の展望を教えていただきました。
概念などの説明ではなく、実際に実務をされている人の話はリアル感があり、難しい話でもなんとか頭の中で具体的にイメージすることができました。
今後のビジョンがあまりにも壮大すぎて、「?」「!」「!!」の連続でしたが、私たちが「変化」という激流の中に存在し、何もせずにいると足元をすくわれて、激流に飲み込まれてしまうよということだけは、よくわかりました。
決済手段として、貝を使っていた時代の人は、それが金・銀・銅に変わっていくことは想像できなかったでしょうし、また同じく、金・銀・銅を使っていた人は、それらが後に、紙幣にとって代わっていくことになるとは想像できなかったと思います。
そう考えると、今後、紙幣が仮想通貨やデジタル通貨に変化していくことも十分ありえるわけです。現在のお金である「紙幣」には「色」をつけることができませんが、仮想通貨やデジタル通貨には「色」をつけることが可能となるようです。
つまり、仮想通貨やデジタル通貨は誰から誰に通貨が移転したか履歴が記録されますし、プログラムの仕組みによっては地域振興に役立てることができたり、利用期限を限定するプログラムをすることで、私たちに消費を促すことができ、経済活性化を図ることができる可能性があります。
今日の新聞でも、若い人が利用している「メルカリ」で、仮想通貨による決済を導入する方針であるとの記事がでておりました。私たちには馴染みのない仮想通貨ですが、若い世代の人が、当たり前のように仮想通貨を「お金」として信用していけば、現金に対する価値観も変化し、既存のビジネスモデルが一気に変わる可能性があるかもなあ・・・・と感じました。