昨日の地震に関する報道を朝のニュースで見ていました。
毎日薬を飲まなければならない持病を抱えていらっしゃる被災者の方が、地震の影響で自宅が断水状態となってしまい、薬を飲むための水を買うためにコンビニに行ったところ、すでに店内の水が売り切れており、やっと病院の中に併設されているコンビニで買うことが出来たものの、数本しか手に入れることが出来なかった・・という話をされておりました。
そんなやり取りを見ていて、ふと我に返りました。
「もしかして自分も、将来のリスクに対して、全く備えをしていないんじゃないか・・・・!」と。
地震の発生を防ぐことは不可能ですが、起きた後に想定されるであろうことを出来事を予測して備えることは可能です。都心で同じようなことが発生すれば、インフラが完全に寸断されて、食料や水が供給できないことは考えればわかることなのですが、頭のどこかで、「きっと大丈夫だろう・・」とか「行政がなんとかしてくれる・・」とか、「そもそもそのような現実を予想することを避けたい」という意識があるのかもしれません。
東日本大震災を経験しながらも、日数の経過と共に防災の意識が低くなっていた自分に気付き、気付いた時に備えなければまた忘れてしまうと思い、慌ててネットで防災セットを購入しました。
(同じことを考えた方が多くいらっしゃったようで、すでに商品が届くまでに1ケ月の期間を要するとのことでした)
地震に対する備えを通じて、自分のことはどこか他人事となっていたことに気付いたと同時に、将来のリスクに気づいたその時に備えをしていくことの大切さを改めて認識しました。