基本中の基本・・・・・・！　　　　相模大野の司法書士からのアドバイス

やはり挨拶と礼儀は大事です・・・・・

今日は、一番下の子供の空手大会の応援に行ってきました。

いろんな子供たちの試合をずっと見ていてわかったことが、「挨拶」と「礼儀」がしっかり出来ていない子供は試合の中で勝ち上がっていくことができないということ。

自分の名前を呼ばれた際の声の大きさ、審判や相手の選手に対する挨拶、試合開始を待つまでの所作を見ていると、審判の勝敗の旗を見る前にどちらが勝つのかが大抵わかります。

特に今日の試合は、お互いが実際に技を掛け合う「組手」ではなく、決められた動きを演武する「型」の試合でしたので、その傾向は顕著にあわられていたと思います。

声が出ていない子供の演武は、全体的に動きに切れがなく、力強さや緊張感も試合の中から感じることができません。一方で、挨拶の声がしっかりと出ている子供は、演武が開始すると、「やはり・・・」と思うような、切れがあって力強い演武を披露していきます。

上記のように挨拶と礼儀と勝敗の相関関係が見えておりましたので、とにかく試合を待つ間、「声だけはしっかり出せ！」と技術的なことはアドバイスせずに、何度も気合を入れて試合会場に送り出しました・・・・。

このことは、ビジネスのシーンでも同じことがあてはまるのではないかと思います。

挨拶の声というのは、自分の中のエネルギーを相手に伝える役割があり、小さい声の人からは弱いエネルギーを、大きい声の人からは強いエネルギーを感じるものです。

その強いエネルギーが相手に響くことで、「この人に仕事を任せたい」「安心感がある」「信頼できる人」などの評価を得ることができ、その結果として、どんどんチャンスが舞いこんでくるようになります。

そのようにエネルギーを持っている人は、普段から前向きな思考で行動しているので、そのチャンスをものにして、さらにいい結果を出してまたチャンスをもらえるという、好循環に入っていきます。

たかが挨拶、礼儀と思うかもしれませんが、案外、基本中の基本をしっかりしていることが、大事だったりするわけです。

仮に仕事がまだ未熟であっても、挨拶と礼儀がしっかりしていて、相手にいい印象を与えていれば、好意的に見てくれるものです。一方、同じ仕事をしていても、挨拶や礼儀がしっかりしていなければ、相手にマイナスの印象で見られたり、マイナスオーラのイメージが染みつくことで、仕事の評価が悪循環に陥ってしまうことがあるので、注意が必要です。

挨拶と礼儀から醸し出てくる、内なるエネルギーの効果は侮れないな・・・と子供の試合を見ながら、感じました。