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キンショウケイヤク・・・・?   相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 08 / 13 / 日

 

 

住宅ローンを利用する際に行う手続きです・・・・・

 

 

今日は、銀行で「金消契約」(キンショウケイヤク)に立ち会ってきました。

 

金消契約って聞きなれない言葉だと思いますが、何の契約だかわかりますか?

 

金消契約とは、正式には、「金銭消費貸借契約」といって、住宅ローンを銀行から借りる際に行う契約のことです。この契約の中で、いくら借入れをするとか、金利は何%とか、最終返済期限はいつまでなど、お金を借りる条件が契約書に記載されており、その契約書に署名する手続きのことをいいます。

 

一般的に、住宅ローンを借り換えしたり、住宅を購入して住宅ローンを利用する場合は、

 

①銀行に融資の申し込みを行う

②融資の審査が行われる

③融資の承認がおりる

④金消契約が行われる

⑤融資の実行が行われる

 

という流れとなります。

 

以前は、⑤の融資の実行の際に、私たち司法書士が取引に立ち会うことほとんどでしたが、最近では⑤の融資の実行の際、お客様が取引の場に立ち会えないとか、④の契約の際に、お客様から権利証(登記識別情報)の預かる必要があったりとか、本人確認をさせていただくために、私たちが立ち会う機会が増えております。

 

そして、以前は④⑤も平日に行われておりましたが、お客様が平日に2回も仕事を休んで住宅ローンの手続きをすることが大変ということで、銀行も④の手続きのため、土日にオープンにしているお店が増えてきております。ということで、必然的に私たちも土日に④の契約の場に、立会いをさせていただく機会が増えてきているというわけです。

 

この金消契約でお金を借りる契約と同時に抵当権設定の契約も行われます。この抵当権設定契約は、お金を銀行がお客様に貸し出しをする際に、万一返済が滞った時に備えて、購入する住宅を担保として銀行が優先的に弁済を受けれるようにするために、抵当権という権利を設定します。

 

住宅ローンが無事完済すれば、銀行から受領した書類で抵当権を抹消することとなりますが、返済が終わるまでは、住宅に抵当権が設定され続けることとなり、登記事項証明書といって、住宅にどのような権利が設定されているのかがわかる証明書にその旨が記載されております。

 

住宅の購入手続きや住宅ローンを借りるということは、一生に一度の大事な買い物であり手続きであると思います。みなさまの大切な財産を守るために、私たち司法書士が契約に立ち会っておりますので、もし、手続きにご不明な点やご質問などがありましたら、ぜひ④⑤の契約の際に立ち会っている司法書士に尋ねてみてください!

 

 

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