本日発表されたRIZAPの第2四半期の決算を見て驚きました!
【適時開示より引用】
今年の4月1日から9月30日の半年の売上高は1091億500万円で、昨年の売上高625億8100万円と比較すると、74.3%の増加となっており、465億2400万円もの増収となっております。
一方で、四半期利益は昨年の34億3000万円の黒字が一転、99億2900万円の赤字へ転落してしまいました。
また、2019年3月期通期の予想値も修正されておりまして、以下のとおり最終損益は当初の見込みである159億4000万円の黒字から70億円の赤字となる見通しのようです。
RIZAPはここ2年の短期間の間に60社以上もM&Aを繰り返して拡大してきましたが、その買収企業の事業成績の不振が結果として足を引っ張ってしまったようです。
カルビーを再建した松本氏を三顧の礼で迎えたのも、いずれこの拡大路線が破綻すると想定していたのかもしれません。
当面のM&Aの凍結、高収益事業に経営資源を集中させることや瀬戸社長の1年間役員報酬を自主返納するなど構造改革への着手が発表されましたが、同社のキーワードである「結果にコミット」と果たしてなるのでしょうか?