今日の日経新聞の一面に驚きの数字が出ておりました。
私どもの事務所でも、認知症になると預金等の財産が凍結状態となってしまうので対策をしましょう!・・・ということを何度も案内しておりますが、実際にどれだけの金融資産が凍結されるまではイメージ出来ていませんでした。
新聞記事によりますと、認知症患者が保有する金融資産が、2030年度には何と、「215兆円」にも達するとのこと!
2030年には、認知症患者が「830万人」に増加する予測がされています。つまり、それらの方が保有する資産が合計で215兆円ということとなり、国内総生産であるGDPの4割にも相当する金融資産が凍結状態となるリスクがあります。
今までは、家族単位のリスクであると考えていたのですが、これだけの金融資産が凍結される状況になるという事になると、もっと広い視点から対策をしていく必要がありますね。
改めて、高齢者の認知症対策の必然性を感じた数字でした!