電話代行サービスを提供している「株式会社うるる」がビジネスパーソンを対象に会社での「集中力」に関するインターネットリサーチした結果が興味深かったので、ご紹介したいと思います。
デスクで仕事をしている時、集中力を切らす要因となるものは・・・との問いに対して、
1.デスクの固定電話が鳴って対応すること(65.5%)
2.同僚や上司に話しかけられること(50.5%)
3.同僚や上司の会話の声が聞こえること(33.2%)
・・・が、ビジネスマンにとって、集中力が途切れる大きな要因と感じているようです。
さらに、電話の受電に関して困っていることは・・・・との問いに対しては、
1.進行中の仕事を中断しなければならないこと(50.0%)
2.営業電話がかかってくること(30.0%)
3.電話対応に時間がかかること(26.4%)
と、仕事の生産性をあげるためには、電話対応の方法について検討すべき現状となっているようです。
そこで、この会社では、受電代行サービスを提供しており、契約しているお客様宛に電話がかかってきた場合、クラウドワーカーである主婦の方が、「〇〇は不在です」と応対し、相手の要件と連絡先を確認して、どのような電話がかかってきたかを、チャット、メール、ラインなどを活用してお客様へ通知します。
この黒子の存在のおかげで、通知を受けたお客様は、すぐに対応すべき電話なのかそうでないのか優先順位を判断できますし、迷惑な営業電話に出る必要もなくなり、集中力を欠くことなく業務に集中できるというわけです。
費用も、「月100件までの受電なら1万円」というシンプルな料金設定になっています。
働き方改革や生産性向上を考えると、電話が鳴ったら、反射的に受話器を取る・・・という光景が変わる日が来るのかもしれませんね。