飲食業では人手不足の状態が続いており、決算の数字を見ても「増収」ながらも人手不足による人件費の高騰などで、収益が圧迫され「減益」となっている企業が多くなっています。
そんななか、吉野家がアルバイト採用のさいにAIを使った面接サービス「SHaiN EX ライト」を神奈川県内の74店舗で実験導入をスタートさせたとのことです。
このサービスを導入することで、応募者は24時間365日いつでもどこでもスマホを利用して面接を受けることが可能となります。
このAIによる面接サービスで応募者が回答した結果にもとづいて、「バイタリティ」「イニシアティブ」「対人影響力」「柔軟性」「感受性」「自主独立性」「計画力」の7つの項目から3項目を選択して評価されるようです。
人手不足の中、店長がアルバイト採用などに時間を割かれることがなくなりますし、AIによる資質診断をすることで、採用後のミスマッチを防いで人材の定着率向上を図っていくことが見込めるとのこと。
時間も5分から10分ほどで行える手軽さから、スマホ世代の若い人には受け入れられていくかもしれませんね。