このブログでも何度か取り上げている、日銀による金融政策の一環として行われているETFの購入の件ですが、最近では少し様子が変わっているようです。
今年8月に日銀がETFを購入した内訳は以下のとおりです。
【日銀HPより引用】
21日間の営業日のうち、9日間も1日に700億円を超える資金を株式市場に投入している状況で、他の月もだいたいこのペースで購入を続けていて、このまま購入を続けることによる副作用を心配しておりましたが・・・・
9月と10月に入って、以下のように変化しました。
【9月】
【10月】
上記のとおり、2ケ月で700億円を超える購入は合計しても6回しかありません。
さらに今月はというと・・・・・
昨日まで、1回も700億円を超える購入はされておりません。もちろん、日経平均が上昇している日が多かったことも理由の一つかと思いますが、株価が下落した日でも日銀による購入はありませんでした。
昨日と今日と続落したので、今日は購入があったか気になるところですが・・・・。
購入が続くのも気になりますし、購入が突然なくなるのも、何か問題が起きているのでは・・・と心配になりますね。