今日、ある方の訃報をネットニュースで見て、昔の予備校生時代の記憶がよみがえってきました。
その方は、「金ピカ先生」の愛称で有名だった英語講師の佐藤先生です。
金のネックレスしたちょっと怖い感じ風貌で、予備校の講師でありながらテレビにも度々出演し、今で言うと、林先生のようなカリスマ講師で受験生に人気だったことを覚えております。
私は佐藤先生に教えてもらうことはありませんでしたが、各科目のカリスマ講師の講義を受けるために、始発列車で代ゼミの本部に1年間通い続けたことを思い出しました。
佐藤先生は、全盛期は年収2億円だった時もあったようですが、晩年は生活保護を受けながら一人暮らしをされていたようです。華々しい記憶しかなかったのですが、最期は大変な生活をおくられていたようですね。
奇しくも、私たちの受験生時代には絶大な人気だった代ゼミも今は昔のような勢いは全くなく、衰退してしまっています。
昔のことを懐かしく思いながらも、栄枯盛衰を感じたニュースでした。
佐藤先生のご冥福をお祈りします。