今日は、試験が明日に迫った特殊小型船舶操縦士免許の事前講習に江ノ島まで行ってきました。
仕事の合間に、慣れない知識を頭に詰め込むなど学科はなんとか覚えることが出来たのですが、テキストを見てもまったくわからなかったのが、ロープワークも練習でした。
もちろんジェットスキーを操縦するのもはじめてなので、不安がなかったわけではなかったのですが、私にとって一番の難関がロープワークなのです。
昔から、空間を認識することが苦手で、学生の頃に立体の図が移動する問題などは、頭の中で立体が回転するイメージが全く涌かず苦労したのを覚えてますが、ロープワークがまさにその能力が要求されてくるのです。
図で、ロープをこのように回転して、ひねって、間をとおして、結んで・・・とイラストに描いてあるのですが、全く頭に入ってきません・・・・・。
講習を一緒に受けるメンバーと江ノ島までの電車の中で結び方を教えてもらったのですが、全くのチンプンカンプン(泣)
講習中に、講師の先生の隣に座らせてもらい、何度もロープワークの方法を見て、メンバーにも何度も教えてもらい、やっとひととおりの型らしきものを身につけることができました!
ただ、頭の中で理解しているわけではないので、一晩寝ると忘れてしまうと思い、ジェットスキーの操縦講習の順番が回ってくる2時間半もの間、無意識のレベルで勝手に指が動くようになるまで、何度も何度もひたすらロープワークを練習しておりました・・。
武道の型などもそうですが、何だかわからなくてもひたすら同じ動作をしていると、無意識のうちに体が反応してくるのと同じように、自分が苦手だと認識していることであれば、人よりも何倍も繰り返し練習していかないと同じスタートラインに立つことができないですからね。
ストイックに練習しすぎたせいで、指の皮がむけつつありますが、質より量でなんとかカバーすることができたと同時に、改めて自分の弱みを思い知らされた講習となりました。