拘置所に長期間にわたって拘留されていたカルロス・ゴーン氏の弁護人として新たに就任したのが、「弘中惇一郎」弁護士です。
ロス疑惑の三浦和義氏、障害者郵便制度悪用事件の村木厚子氏などの有名な事件で無罪を勝ち取り、小沢一郎氏・堀江貴文氏・鈴木宗男氏など数々の有名人の弁護をされていらっしゃるので、テレビなどで顔は見たことがある方は多いのではないでしょうか?
弘中弁護士は、その活躍ぶりから、「無罪請負人」「カミソリ弘中」・・などの異名を持っています。
そんな弘中弁護士は昨日の記者会見において、「73歳だが、まだカミソリの切れ味があるかどうか試してみたい」と語っていらっしゃっておりました。
その言葉どおり、本日、東京地裁はゴーン氏の保釈を求める決定を行いました。
100日以上も拘束されていたゴーン氏ですが、弘中弁護士に代わってから2週間ちょっとで保釈決定を勝ち取るとはさすがの一言です!
老いてますます、カミソリの切れ味が増してきたという感じでしょうか?
士業は老いと共にパフォーマンスが下がるものと思い込んでいたのですが、弘中弁護士を見ていたらそんなことは甘えの一つに過ぎないということがよくわかりました・・・。