普段仕事で家族サービスがおろそかになっており、せめて夏休みくらいはと家族からのプレッシャーを受け、お盆期間に大阪方面に旅行にいくことにしました。
宿やチケットを自分で手配する時間がないので、いつもお願いしている旅行会社に日時と人数と詳細を伝えて、諸々の手配をお願いしました。
数日して、担当者の方から、宿の候補のメールと料金が送信されてきました。
どれどれ・・・と中身を読みだしたところ、画面を見て固まってしまいました・・。
宿泊料金が大人一人3万円代となっていたからです(汗)
大阪までの交通費と2泊の費用を加算するとなると、頭の中で詳しく計算しなくても、とても検討の余地がないことは明らかでしたので、すぐに担当の方に電話を入れました。
私 「もしもし、早速候補を見つけていただきありがとうございます。それにしても料金は一人3万円代って高すぎないですか!?」
担当者 「すいません。大阪は観光客が多くて、特に指定された地域にはホテルが少なく、通常より値段が高いんですよ・・・」
私 「はあ・・。そうれなら仕方ないですね。一日観光してホテルにずっと滞在するわけではないので、少し離れてもいいので安いビジネスホテルでも選んでもらえますか?せめて1万円代を探してください・・。」
担当者 「はい、わかりました。代替案をすぐに検討します。」
そんなやり取りをして電話を切りました。
妻にそのやり取りを報告したところ、「それなら、JTBとかのパックツアーの方が全然安いよ。以前見たパンフレットのツアーの新幹線代込みの値段と同じだよ。」と言われ、ハッと気づきました。
もしかしたら、前提を間違って解釈しているのではないか・・・。つまり、この値段に何が含まれているか確認していないじゃないかと。
そこで、旅行会社に確認したところ、往復新幹線代とホテル2泊分の料金ということがわかりました。大阪は観光客が多くてホテルが不足しているとかお盆の時期なので割高になっているというバイアスがかかっていたので、大人一人3万円代が往復新幹線代と2泊分の料金だとは思いも寄りませんでした。
また、担当者に「一人3万円代って高すぎないですか?」と尋ねたと同時に「一人1万円代で探してください」とも伝えてますので、その時に、私が3万円代をホテル料金のみと勘違いしていると担当者の方が気づいてくれても良さそうですが、私もバイアスがかかって気が付かなかったので、担当者にも何らかの思い込みがあったのかもしれません。
お笑い芸人のアンジャッシュの勘違いコントのように、お互いに勘違いしながらも、当初は会話が成立してしまっておりました。
何事にも思い込みをするのではなく、事実確認をしっかりしたうえで判断をしなければ、とんでもない勘違いを引き起こしてしまうという過程を身をもって体験しました!