今日、同業者の後輩司法書士が事務所に相談のため、お見えになられました。
開業前の修行時代に勤務していた事務所で、実務的なことを教えてもらえていなかったそうでしたので、実務を行うにあたっていろんな不安を抱えられていた様子が見受けられました。
本人も「基本的なことばかりで・・・」と、ちょっと恥ずかしそうにしていましたが、おそらく学びのために勇気をもって事務所まで訪ねてきたと思いましたので、使っている書式・参考にしている書籍・仕事のノウハウなど、余すことなくお話をさせていただきました。
事前に質問をいくつも用意していたようで、すべての質問に答えるのに1時間半以上の時間を要することとなりましたが・・・。
質問に答えていくなかで、当たり前のことを「何でそうしてるんですか?」と質問を受けた時に、基本的なことゆえに何事も考えずに実務を行っていたんだなあ・・と考えさせられること、質問に対して自分の頭の中で整理しながら話をすることで、基本を一緒に学べ、私にとってもいい時間となりました。
「教えることは学ぶこと」とよく言われますが、困っている同業者の質問に答えていくことが自分にとっての学びにもなると思っています。毎年、司法書士試験を合格したばかりの新人研修の受け入れしているのも、そのような考えが根底にあるからで、私にとっても刺激となっています。
ノート一面にびっしりとったメモが、実務に活用されることを期待してます!