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将来のリスクを考えてみましょう・・・!  相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 07 / 23 / 日

 

 

 

何も対策をしないとリスクになります・・・・

 

今日は、東京電力エナジーパートナー株式会社様とミサワホーム株式会社様のコラボで開催されたセミナーで、講師として話をしてきました。

 


 

 

 

主に認知症になった後の財産管理のこと、空き家問題についてお話させていただきました。

 

税金などの相続対策は、すでに行っていらっしゃったり、検討中であったりと、問題意識をお持ちの方が多いのですが、超高齢社会の突入で問題となっている「認知症」に対しての対策をされていない方は結構いらっしゃいます。

 

内閣府の統計では、65歳以上の高齢者の認知症患者数について、平成24年は462万人と、65歳以上の高齢者の「7人に1人」の割合となっており、平成37年には約700万人、つまり、「5人に1人」が認知症になるとのデータが発表されております。

 

認知症になると、ご自身の大事な資産を管理した処分したりすることができなくなってしまうので、認知症になる前の対策が重要となります。

 

セミナーの中では、平均寿命と健康寿命の差の期間がリスクとなることや、対策をとっていたことで成功した事例と対策をしなかったことで現在問題をかかえている事例などを交え、リスクについての備えの大切さをお話させていただきました。

 

セミナー後のご相談でも、もっと早く対策をしておけばよかったとお客様もいらっしゃったように、きっと何とかなると思って対策をせずに時間が経過してしまい、いざ問題が顕在化したときに、打つ手が無くなったり限られてしまうこととなります。

 

このことは、空き家問題も同様です。ちょっとしたことから、空き家になってしまうことがあり、誰にでも起こりうる問題だと思っております。最近では、ご両親が介護施設の入所に伴い、実家に誰も住まなくなったことから、空き家になってしまうことがあります。

 

介護施設に入所される直前は、認知症を患っていらっしゃるケースもあり、家の中が物で散乱していることがあります。残された家族にとって、ご両親も思い出の物を処分することは心理的にも抵抗がある場合がありますし、また処分するにしても高額な処分費用をためらってしまうことがきっかけとなり、忙しい日常のことを優先してしまうことで、気がついたら数年が経過し、建物も劣化してしまうことで、空き家となってしまうことがあります。

 

今日の相談会でも、空き家問題のご相談がありました。処分したくても処分できない不動産の問題だったり、現在の不動産を空き家にしないための有効活用の問題だったりと、空き家問題で悩まれていらっしゃるお客様が多くなってきていることを肌で感じました。

 

最後にお伝えしたことは、「どちらの問題も何も対策をしないことがリスクになる」ということ。

 

早めの対策「備えあれば憂いなし」で、リクスを安心に変えていきましょう!

 

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