
まずは興味をもってもらうことが大事ですね・・・・
今日は、伊勢丹相模原店の屋上にて、JリーグプロサッカークラブであるSC相模原の協力を得て、所属しているロータリークラブ主催のサッカー教室に参加してきました。
今まで二回開催してきたのですが、残念なことに天候に恵まれず、狭い室内でボールを使えない中での開催を余儀なくされてきたのですが、3度目の正直である今回は、晴天のもとで行うことができました。
近所の各幼稚園から約80名の園児の申込があったため、受付の時間の前にもかかわらず、デパートの屋上は子供たちで賑やかとなりました。
私たちロータリーのメンバーが開会の挨拶をしても反応が薄かった子供たちも、場慣れしたSC相模原のスタッフの方が話しを始めると、一瞬で子供たちの意識が前方に集中し、空気が変わりました。
最初の掴みの話しやオーバーリアクションなど、どのように話しかけると、子供たちが反応するのかよく研究されていて、指導のプロは対応が違うなあ・・・と感心しました。
子供が話しを聞かないのと嘆くのではなく、子供に話しを聞いてもらうには、どうしたらいいのかを大人の方で意識することが必要なようです・・・。
教室の内容も、「ドリブル」や「パス」など、基本的なことについて時間をかけるのかと思っておりましたが、準備運動でウォーミングアップが完了後、予測に反し、数色の色のビブスで分けたチームを編成しての「いきなり試合」がはじまりました。
サッカーを習っている園児よりも、初心者の園児が大半だったため、いきなり試合?と思ったのですが、全く心配はいりませんでした。
とにかく、園児たちは一つのボールを追いかけ、相手ゴールにボールを蹴り込む!
技術や経験など関係なしに、園児が一心不乱にボールに集中し、ゴールにボールを入れる成功体験をさせ、みんなが笑顔でゴールを喜ぶ様子があちらこちらで見て取ることができました。
プロ選手も常にボールの行方を見ており、まだゴールをしていない園児にパスを出すなど、途中でボールの流れを変えるサポートをさりげなく行って、多くの園児がゴールという成功体験が経験できるよう、配慮されておりました。
「サッカーの楽しさをボールを通じて園児に知ってもらいたい」
そんなメッセージが込められた教室だったのかと思います。
このサッカー教室がきっかけで、サッカーの楽しさを知り、プロ選手を目指してくれる園児が一人でもいてくれるといいと思っています。
純粋にボールを追いかける園児の姿を見て、こちらもパワーをもらった一日となりました。