日々の仕入れ・・・・！　　　　　　　相模大野の司法書士からのアドバイス

興味をもって調べることが大事です・・・・・・

テレビや新聞を見ていると、いろいろなニュースが目に飛び込んできます。

その場ではわかったつもりでも、その後興味を持って調べたり勉強したりしなければ、３日もすれば忘れてしまいます。

昨日の一面は・・・と質問されて正確に思い出せる人はどれだけいらっしゃるでしょうか？

すべてのことを覚えるのは不可能ですが、せめて自分の仕事に関することについては、興味をもっていろいろと検索し、更に情報を得ることが大事です。単に情報を伝える記事から、自分で苦労して情報を集め、勉強することで、平面的な理解が立体的な理解へと変化します。

そのように情報収集した日々のストックは、将来、必ず役に立つときがくるものと思います。

例えば、企業再編や新たな手法での資金調達に関する記事を見つけた場合、記事を読んで終わりにするのではなく、企業のホームページからＩＲ資料をダウンロードしたり、実際に手続きが行われた後の会社の謄本を取得して情報を得たり、関連することを調べて知識を定着させることで、あたかも自分が案件を受託したかのような疑似体験をすることができます。

そのような体験をしておけば、お客様からの相談があったときに、「そういえば、○○会社はこのような手法で問題を解決していたな！」・・というように、問題解決に導くためのヒントとして活用できる場面が出てきます。

テレビや新聞で報道されるような企業が、企業再編等を実行する場合、大手の弁護士法人、監査法人、コンサル会社などに高い報酬を支払って、スキームが練られます。それらが、企業のホームページのＩＲ資料で無料で手に入れられることができるのですから、これらを利用しない手はありません。

上記のように業務に直結するものだけでなく、新しいビジネスやいいアイデアに関する情報にふれたときも、その場で読んで終わりではなく、スマホに記録したりキーワード検索で調べておくことが大事だと思います。

普段から興味をもって調べて知識をストックしておくことで、知識同士がコラボして新たなアイデアが浮かぶことにもつながります。

私たちが提供している法的サービスは、「商品」のように目に見えるものではありません。自分の頭の中に入っている知識を活用して、お客様のお悩みを解決していくことが仕事です。

つまり、知識をストックすることを怠るということは、商品の仕入れをしないで営業を続けている商店と同じだということです。

「品揃えが少なく、古い商品」ばかりが陳列されている・・・・・そんなお店にならないように、コツコツと知識を仕入れることを意識し続けたいと思います。