今日の午前中は、ネット配信を使って、中小企業のM&Aの実務に関するセミナーを受講しました。今まではセミナーの度に都内まで足を運んでいたので、ネット配信ができるようになってから、往復の移動時間がかからず、本当に便利になりました。
M&Aの最前線で活躍されている公認会計士の方が講師でしたが、専門家の手続きに関する仕事のほとんどがAIによって代替されるとの危機意識を、冒頭に話されておりました。
さらに、このままのペースでいくと中小企業は半分になってしまうので、税理士業務の顧問先も必然的に半分に減少することになり、事業承継を円滑にいくように支援していくことが、自分たちの業務を守っていくことにもつながることも話をされておりました。
ちなみに、ブログのタイトルの、「質問して自ら学ぶ」「自発的に成長」は、セミナーでのことではなく、AIについてのことです。
というのも、日立製作所が開発した技術が、「質問して自ら学ぶ」「自発的に成長」するAIだそうです。
具体的には、質問者からの問いにAIが対応できなかった場合、AI自身が周りにいる職員に確認することで、質問の意図を理解するようになり、他のことに応用していくことで、自発的に日々成長していくことができるとのことです。
【HPより引用】
わからないことがあった場合、知っている人に聞いて学んでいく過程は、まさに人間が学習するのと一緒ですね。
この技術は下記のとおり、自発的に学習する技術と言い方を効率的に活用する技術の2つがあります。この技術を使うと、業務知識を持つ職員がAIの質問に答えるだけで問題が解決していくので、今までの作業の手間が10分の1に減らせることとなり、将来的には接客ロボットにこの技術を搭載していくことを想定しているようです。
それにしても、いろいろなことAI自身が考えて出来るようになるのであれば、中には学習するのをサボったり、想定どおりの動きをしなかったり、人に危害を加えるような思考回路を持ったAIが出てくることも考えられそうです。
SF小説のように、いつか人間を支配するAIが出てくる日が来るのでしょうか?