昔から物価の優等生と言われているのがたまごです。
たまご価格は60年ほど前からさほど上昇せず、ほとんど変化もなく、安定した状態にあります。
ところで、相模原市内には、たまご街道と呼ばれているとおりがあります。
以前はこのような道路名はなかったように記憶しておりますが、古くからの養鶏農家7戸が協力し合う活動が功を奏し、最近ではテレビでも取り上げられるようになりました。
各店には、たまご購入のお客さんでにぎわっており、車で通りかかった際は、駐車場の誘導員まで出ているお店もあり、大変な盛況ぶりです。
新鮮でおいしいたまごのほか、プリンやシュークリームも販売しております。
なかでも、養鶏場からでるフンを肥料に使ったトウモロコシを販売しているお店があり、粒が大きく甘いとの評判で朝収穫したものが夕方に完売してしまうほどの人気だそうです。
鶏の餌に乳酸菌やゴマ、ヨモギなどを加えているそうで、食べた鶏から排出されるフンが良い土壌となり、これがおいしいトウモロコシの秘訣になっているようです。
トウモロコシがさらに拡大生産されれば、将来は養鶏家と農家が一体となった、「養鶏農家」なる言葉が定着するかもしれませんね。