駅から離れているお客様を訪問する時や終電を逃してしまった時など、タクシーを利用する機会が多々あります。
特に長時間乗車する時は、運転手の方といろんな会話をするように意識しています。
実体経済がどうなっているのか確認することもできますし、どのように話しかければ気持ちよく受け答えしてくれるのかなど、1対1の空間の中でコミュニケーションを取ることは業務上でも役に立ちます。
つまり、私たちは初対面のお客様とお会いし、お客様の潜在的なニーズを把握していくことが求められているので、どのように会話のボールを投げればどのようなボールが返ってくるのか、お客様に応じた引き出しを持っている必要がありますので、せっかくタクシーに乗車して時間があるわけですから、積極的にコミュニケーションを取って、学びの場にするのもいいのではと思っております。
しかし、ボールを投げても全く返してくれず、どうやっても会話が成立しない時もたまにあります・・・。
先日もタクシーに乗車したのですが・・・
(私)「〇〇までお願いできますでしょうか?」
(運)「・・・・・・・」
(私)(あれ、聞こえなかったかな。まあいいか)
(私)「運転手さん、そこの信号は左に曲がってください」
(運)「・・・・・・・」
(私)「次はそこの交差点を右に曲がってください」
(運)「・・・・・・・」
(私)「えっと、そのコンビニをまだまっすぐ走ってください」
(運)「・・・・・・・」
ボールが返ってこないことに耐え切れず、頭に血がのぼる前に途中で下車しました(笑)
何かこちらに不手際があったかはわかりませんが、コミュニケーションを取ることって難しいなあ・・と感じさせられた出来事でした。