今日は、三連休の中日ですが、朝から先ほどまでスタッフと事務所で「民事信託」に関する研修を行いました。
平日のお昼は、なかなか一緒に昼食を取ることもできないので、今日の昼食は贅沢してみんなで「うな重」を食しました。
うな重目当てで、研修に参加を決めたスタッフもいるようです(笑)
研修ビデオを視聴した後は、疑問点や今後実務に活かせていける点などを意見交換しました。そのやりとりの中で、自分達の親戚や身近な方で、実際に困っている事例についての話を聞くにつれ、現状では何かしなければならないと感じていながら、何もしないで放置されている事案が相当数あるということを感じました。
この民事信託は、遺言、成年後見、民法では対応することができなかった問題を解決するために活用することができます。
資産の有効活用、空き家にならないための対策、障がいをお持ちのお子様の親亡き後問題、認知症による資産凍結問題、浪費者に対する生活支援、再婚予定の相手方と相手方の子供との権利調整の問題、自分が亡き後のぺットの問題、会社の事業承継の問題など、あらゆるお悩みの解決する手段の一つとして信託が活用される場面が増えてきております。
この信託のスキームは、お客様のお悩みに応じてあらゆるリスクを想定し、オーダメイドで設計図を作成していくこととなります。
設計者の手腕一つで結果も異なってくるため、やりがいがあると同時に、常に新しい情報を定期的に仕入れて自己研鑽を積んでいく必要があります。
また、情報を詰め込むだけでなく、お悩みに応じたスキームを生み出すアイデア力も要求されてきます。そのため、当面はアイデアが生まれるまで、寝ても覚めても信託のことが頭から離れなくなりそうです!