資格試験で短期合格するためには、基礎的な知識を習得した後に、過去問を何度も繰り返し解いて出題傾向を把握し、予備校で出題される予想問題で新たな知識を追加して、本試験に備えるというのが王道かと思います。
予想問題が本試験で的中すると受験生の点数もあがることになりますから、各予備校がしのぎを削りながら本試験に出題される問題を予想しています。
ところが、最近では、AIを活用することで、本試験の問題をかなりの高い確率で的中させることができるようです。
「サイトビジット」という会社の「未来問」というサービスは、過去に出題された問題と毎年の出題傾向を学習させることで本試験の問題を予想できるようで、司法試験の予備試験では約6割の問題を的中させた実績もあるようです。
たしかにデーターを収集して分析することは、AIが得意な分野でしょうから、今まで人が必至で問題を予想していたという時代が昔のことのようになるのかもしれませんね。
今は司法試験など、資格試験に対応しているようですが、今後は大学入試などにもサービスを展開していくようです。
このようにAIによる的中率が高くなると、本試験問題もAIを活用して、的中されない問題を作ることになっていくのでしょうか・・・・・。