企業が倒産手続きを行う際の手続きは、今まで「紙」でのやり取りが行われていたのですが、早ければ2020年にもインターネットを活用した仕組みに変わっていくようです。
まずは、大企業の倒産案件を試行段階として取り入れ、その後、中小企業を含むすべての倒産手続きを対象となる見通しです。
今までのアナログな手続きからIT化でデジタルな手続きへの一歩となります。
これをきっかけに倒産手続きだけではなく、民事裁判手続きにもIT化が導入される予定とのこと。
今回の倒産手続きのIT化の過程の中で、民間のリーガルテック企業と連携してシステムを整備していく案も出ているようです。
司法書士業務の商業登記申請において、IT化の手続きの中で民間企業の参入について議論となっていることもありますので、個人的にはリーガルテック企業がどこまでこのシステムを担うようになるのか興味があるところです。
裁判所でも手続きのデジタル化に着手されることになったので、今後、各手続きにおいて、アナログ的な手続きがどんどん減少していくような予感がします・・。