相続が発生し、遺産整理のため実家の引き出しを開けてみたら、古い通帳が出てきたということがあります。
現時点で存在している銀行でしたら、その銀行に問い合わせて残高の有無など照会して、相続手続きを行えばいいのですが、「あれ、この銀行昔あったけど、今のどの銀行だっけ?」と、問い合わせ先がわからなくて困っているという方もいらっしゃるかと思います。
三菱銀行、三井銀行、住友銀行のように、今でもその名前が銀行名の中に残っている銀行であればいいのですが、三和銀行、さくら銀行、富士銀行・・・などなど、確かに昔あったのは覚えているけど、今のどの銀行だっけ!?と悩んだことはありませんでしょうか?
ご自身が取引されていた銀行であれば、現在のどの銀行ということはすぐわかると思いますが、相続が発生して、今まで取引していない昔の銀行名の通帳が出てきたらちょっと戸惑いますよね。
私どもは、どの銀行がどのように変遷されてきたのかということを職務を行う上で知っておかなければならない知識であるので、大手の銀行であればその変遷の歴史が頭に入っているのですが、一般の方でしたらそういう訳にはいかないと思います。
実は、銀行の変遷の歴史がデータベースになっているサイトが全国銀行協会のHPの「銀行図書館」というページの中にあります。
「検索する」というボタンをクリックして、調べたい銀行名を入力すると、その銀行が現在のどの銀行なのかを調べることができます。
また、図で確認したいという方のために、変遷マップも掲載されていますので、下記でそのページをご紹介させていただきます!