今日は山形の天童で、観光農園を経営している農家の方の話を聞いてきました。
その方は、もともと仙台に住んでいらっしゃったのですが、震災の影響で山形の天童への引っ越しを余儀なくされたのを契機に、ご夫婦で農業を始められたそうです。
しかも、65歳から未知の領域である農業に挑戦されたとのこと!
主に、ブルーベリーやラズベリーなどを栽培し、観光農園のほか、全国にネット販売もされていらっしゃいます。
荒れ放題となっていた農地を知り合いの紹介で借り受け、ご夫婦二人で、ゼロから少しづつ広げていき、観光農園が出来るまでになったようです。
生まれて初めてラズベリーを収穫して食べたのですが、いろんな意味で衝撃でした・・。
特にヘタを引っ張るとタネがスポッと抜けるあの感覚は何度やっても快感になります、食べたことがある方にしかわからないと思いますが・・(笑)
また、農業教育の一環として、外国人留学生の受け入れも行っているとのことで、農業のグローバル化の流れ実感しました。
今後の農福連携事業を行うためにいろいろな質問をさせていただいたのですが、収益に関する点についても包み隠さず丁寧に対応していただき、今後の事業の提案を行う際のヒントを沢山得ることができました。
それにしても、震災で大変な思いを経験されながら、それを糧に第二の人生をスタートされるパワーには脱帽です。常に笑顔のご夫婦と自然の中で楽しい時間を過ごさせてもらいました。
往復で乗車時間8時間の日帰り移動はさすがに疲れましたが・・・。