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通信会社から〇〇会社へ・・・!      相模大野の司法書士からのアドバイス

2018 / 11 / 05 / 月

 

 

 

中間決算の数字より・・・

 

本日、ソフトバンクグループの中間決算(第2四半期)の発表がありました。

 

 

 

半年間の連結売上高は、昨年比5.5%の4兆6538億5300億円でありながら、利益は昨年比なんと8倍の8401億円です。昨年と比較すると、非常に素晴らしい内容ですね。

 

 

決算短信の中身を確認していくと、ソフトバンクグループの売り上げは以下の部門に分かれています。

 

 

おそらく、私たちに馴染みがあるのは、通信事業のソフトバンクでの売り上げである「ソフトバンク事業」とインターネットの「ヤフー事業」ではないかと思います。

 

どの事業が稼いでいるのかセグメント別の売上を確認したところ、ある事実がわかりました・・・。

 

以上はソフトバンク事業、つまりソフトバンクグループのメイン事業であり、半年間の利益は4469億円となっています。

 

続いて、最近力を入れている投資に関するソフトバンク・ビジョン・ファンドによる投資事業の利益が下記のとおりです。

 

 

投資事業の損益は、昨年の1943億円から大幅に増加して6487億円となっています。

 

つまり、メイン事業である通信事業は昨年の4407億円から4469億円と62億円の増益に対し、投資事業は1943億円から6487億円へ4544億円の大幅な増益となっており、この投資事業の分野の増益が今回の利益を押し上げていることがわかります。

 

しかも、メインの通信事業の利益である4469億円を今回の中間決算で投資事業が2018億円追い抜いたことになります。

 

ソフトバンクグループの稼ぎ頭が通信事業から投資事業に変化してきているということが言えるのかもしれませんし、一方で通信事業としての利益の限界が見えはじめた?・・ということもあるのかもしれません。

 

携帯電話代のようにストック型のビジネスと異なり、環境によって損益が乱高下する投資事業がメインとなった場合、持続的な成長を続けることが出来るのか、今後の決算の行方に注目してみたいと思います。

 

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