今日は、相続財産の調査をこれからご依頼いただくお客様と、相続財産の調査結果をお伝えするお客様、それぞれがお見えになられました。
報酬を支払ってでも専門家に頼んでよかったと思われる瞬間は、当たり前ですが、お客様が把握している財産よりも、私たちが調査した額の方が多かった場合です。
今日のお客様は、私たちが銀行で預金に関する調査をしていった結果、当初お客様が把握していなかった数千万円の預金を発見することができ、とても喜んでいただけました。
おかげで、相続税の申告が必要となり、税理士の先生とも連携して相続の手続きを行うこととなりましたが・・・・。
こういった例は、過去にも何度かあり、今回のお客様も、万一ご自身で手続きをされていたら、眠っていた預金の存在に気がつかずにそのままとなってしまっていたかもしれません・・・。
このような事態とならないためには、財産の一覧を作成するなどして、大事な財産を残された家族にきちんとバトンタッチできるよう、生前から準備しておくことが大切です。また、相続人の方が相続手続きを行う際は、専門家を活用することを検討してみてはいかがでしょうか?
ご自身ですべての財産管理をされているお客様は、相続が発生した際に、残されたご家族が相続財産の存在に気がつかないリスクがありますので、その点くれぐれもご注意ください!