先日の「情熱大陸」でホスピス医として活動されている山梨県甲府市の内藤いづみ医師の特集がされておりました。
「人が尊厳をもった最期を迎えるということ」「患者さんに寄り添う」というのは、こういうことなんだということを考えさせられる番組でした。
特に印象に残ったのが、死亡診断書のことを「人生の卒業証書」と呼んでご家族にお渡ししていること。
大事な家族が亡くなり喪失感を感じているところに、死亡診断書というマイナスイメージの表現でなく、卒業証書というプラスのイメージを与えて、残されたご家族に寄り添う姿は素晴らしいですね。
病院のベットで最期を迎える人が多い中、自宅でご家族に見守られながら、人生の卒業までを支援するホスピス医がもっと身近にいれば、自分らしく最期を迎える人も多くなることにつながるな・・・と感じた番組でした。