今日は、ある社長様のところに書類をお預かりするために、本社まで行ってきました。
書類を受領してすぐに事務所に戻る予定が、気づけば経営談義に花が咲き、お昼までご馳走になったうえ、3時間もお邪魔してしまいました。
残念ながら、お預かり予定の書類が見つからず、当初の目的は達成できなかったのですが・・・(笑)
国内に数カ所の工場を展開されているだけでなく、海外展開もされていらっしゃるため、国内海外を飛び回っている忙しい中で貴重な時間を割いていただき、「第二領域」に時間を投資することの大切さを、自分の経験をもとに話をしてくれました。
直接には第二領域というキーワードを使って話をいただいた訳ではありませんが、話の趣旨から、緊急なことばかりに時間を割くのではなく、「緊急ではなく重要なこと」にもっと時間を使わなければならないという、第二領域のことを私に伝えようとしてくれているんだと感じました。
とにかく忙しい社長様なので、目の前の緊急なことで時間を占有されているのかと思いきや、会社の将来を見据えてすでに事業承継に着手していたり、相続対策をすでに完了されていることには驚きました。
また、健康にも時間を投資されていて、名医と言われている各分野とのドクターとのネットワークも構築されていて、忙しい時間の合間をぬって、健康管理の時間も定期的に天引きされていらっしゃいました。
とくに、仕事が忙しい時は健康管理のことは後回しにしがちです。特に自覚症状がない場合は、健康管理をおろそかにしがちです。健康であれば、定期検診を受けるなどということは、緊急でないので優先順位が下がりがちですが、実は重要なことです。
(わかっているものの、なかなか実行できないのが悩みですが・・・・)
健康管理に対する時間をとらなかったことによって、自覚症状が出た時点では手遅れということも考えれますし、治癒までに多くの時間を費やす結果となることにもなりかねません。
「経営者たるもの、自分の健康管理にも時間を投資せよ!」との激励をいただき、早速、その社長のネットワークの医師をご紹介いただき、定期的な健康のメンテをお願いすることになりました。
健康は失って初めてその有り難さに気づくものです。しかも、病気に気づいた時には取り返しがつかないこともあるかもしれません。
私も、人生の折り返し地点を過ぎてますので、そろそろ体にも異変が出るころかもしれませんし・・・。
そういった意味では、社長様のおかげで強制的に健康管理に関する第二領域の時間が天引きできましたので、書類をお預かり出来なかった結果となりましたが、今日の3時間も大事な第二領域の時間になったのではないでしょうか!