今日の新聞に、明治安田総合研究所が40歳から64歳の方を対象にした「人生100年時代の生活」をテーマにした意調調査に関しての記事が掲載されておりました。
新聞では、認知症になったとき、家族や親族で介護してくれるのは誰か?というアンケート結果が出ておりましたが、終活に関して何かしらの参考になるかと思い、アンケート結果のすべてをHPで閲覧してみました。
その中に興味深い結果が、2つありました。
まず1つ目が「自分が介護を受ける場所について」何歳まで介護サービスを利用せずの問いに、男女ともに5~6割が、日常生活を寝たきりなどの制限をされることなく生活できる「健康寿命」を超えても日常を特に制限なく生活できると考えていらっしゃるということ。
2つ目が「自分の終末期に向けての意識」自分は何歳まで生きられると思うかという問いに、「平均寿命」以上生きられると考えていらっしゃる男性の方が4~6割いらっしゃったということです。
私たちが、いろんな機会で終活に関しての必要性をお伝えした時に、「そうですね。」と言っていただきながらも、どこか他人事として考えているなあ・・と感じておりましたが、この意識調査のアンケート結果からも、大半の方が楽観的に考えていらっしゃることがわかりました。
やはり、自分は大丈夫!と誰でも思っていたいものなんですよね。
一方で、新聞記事にもありましたが、認知症になったら介護などを「身内に頼れない」と回答した方が過半数いらっしゃり、元気なうちに何らかの対応が必要な方が多いのも現実です。
これらの意識調査を参考にして、今後の終活への提案に活かしていきたいと思います。