今日の日経新聞で、「審査員特別賞が勝つ時代」という記事を読んで、共感したことがあったので、ご紹介させていただきます。
「美少女コンテストのグランプリは活躍しない」という仮説に対して、「全日本国民的美少女コンテスト」を調査したところ、グランプリに輝いた人より、審査員特別賞や演技部門賞をもらった人の方が活躍していることがわかったそうです。
代表的な例として、米倉涼子さん・上戸彩さん・武井咲さんがあげられており、剛力彩芽さんに至っては予選落ちをしているそうです。
では、なぜそのような結果となってしまうのでしょうか?
グランプリに選ばれる人は、多くの人によって多面的に評価をされるため、角が取れ、既視感のある人が選ばれるからではないかと、記事では指摘されていました。
つまり、グランプリには、万人受けする人が選ばれ、新規性や意外性がある「化ける」可能性がある人が選ばれていないことが理由のようです。
上記を私たち専門家に置き換えると、すべての仕事を平均的にこなすことができる「ゼネラリスト」と、特化した専門分野でキラリと光る存在である「スペシャリスト」のような関係なのかもしれません。
要は自分自身の強みに気付き、その強みをさらなる強みにしていくことがやはり大切だと感じた記事でした。