昨日、金融機関の方との会合があり、金融機関を取り巻く環境や業務の現状、将来性などについていろいろとお話を伺う機会がありました。
金融機関から仕事の依頼がある私たちにとっても、直接業務に影響することなので興味をもって話を聞いておりましたが、「やはりそうだな・・」と共感したのが「小さな違和感の話」
残念ながら金融機関内においても職員の問題行為は発生してしまうようなのですが、問題を起こす時というのは、「あれ、おかしいな?」という違和感、つまり問題発生のシグナルがあるということ。
私たちも案件を受託する際に、この小さな違和感を逃さないようにスタッフに度々伝えておりますし、自分自身でも気をつけるようにしています。
胸騒ぎのするような、小さな違和感を感じていながら事を進めると、必ずあとから「やっぱり、そうだったか!」と後悔する結果になりかねません。
この小さな違和感は、服装かもしれないし、目線かもしれないし、言動かもしれないし、書類かもしれないし、何がとは断定できませんが、違和感に対するアンテナが立っていると、おかしい部分が際立って見えることができるようになってくると思います。
警察の方が、一目見て職務質問しようと決断に至る際の違和感も、同じような感じなのかもしれませんね。
・学生が体にあわない大きめのスーツを着てうろついている→振り込め詐欺の受け子か?
・上下スーツなのに、靴が泥だらけ→空き巣?
・寒い日なのに汗をやたらとかいている→薬物?
などなど、やはり問題が起きている時というのは、何かしらのサインが出ており、そのような違和感に早めに気付くことが大切なのかもしれませんね。