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「伝える」ことと「伝わる」こと・・・・!   相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 08 / 14 / 月

 

 

似て非なるものです・・・・・

 

今日は、スタッフが夏休みをとっているので、通常の人数の半分で業務を行っております。

 

ということで、久しぶりに新人スタッフに直接指導する機会がありましたが、その際に感じたことを書きたいと思います。

 

今まで、試験に合格した直後の研修生を受け入れしたり、受験生を指導したり、経験ゼロから新人スタッフを教えたり、他の会社から新人教育の依頼を受けて事務所で研修の受け入れをしたりと、微力ながら人に教える経験を積んできました。

 

最初の頃は、「何度も同じことを伝えているのになぜ理解してくれないだろう?」とか、「きちんと復習をしているのかなあ?」とか、どちらかというと相手のことばかりに目が向いてしまい、自分自身はきちんと伝えているのに・・・・と悩むこともありました。

 

同じくスタッフの教育で悩んでいる仲間と話をしているうちに出た結論が、「伝える」ことと「伝わる」ことは全く違うということ。今までは、伝えただけで自己満足になっていただけで、相手にきちんと腹落ちして伝わったことを確認していないことに気づきました。

 

これは、新人教育だけでなくお客様とのやり取りでも同じことだと思います。お客様とのコミュニケーションでトラブルとなった時に、「きちんと○○を伝えたのに・・・・」と思ったとしても、受け手側のお客様に伝わっていなければ、こちらの手落ちと言わざるをえません。

 

きちんと伝わったのか再確認したり、違う聞き方をしてみたり、関連することを質問してみたりと、伝えたいことが相手にきちんと理解され、間違いなく伝わっているかを確認してはじめて、伝える側のコミュニケーションが完了したといえるのではないかと思います。

 

事務所で新人スタッフに伝えていたことが、どこまで伝わっているかを確認することができたので、今後の指導すべき課題や対策を発見することができました。

 

「いつも伝えているのに理解してくれない!」と悩んでいらっしゃる方は、自分が伝えていることだけで満足するのでなく、相手に伝えたいことが伝わっているのか確認してみることで、思い違いや理解不足によるトラブルを回避し、良好なコミュニケーションを取ることができるようになるかもしれません。

 

伝えることでなく、伝わることを意識していきましょう!

 

 

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