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同じことの繰り返しでなく発想の転換を!相模大野の司法書士からのアドバイス

2017 / 03 / 26 / 日

 

 

 

年を取るにつれて、良い話を聞いたり本やテレビで見たりしてもすぐに忘れるようになって、「確かいい話だったけどなんだっけ?」と思うことが多くなりました。

 

昔のような記憶力がないことを自覚しているので、最近はそういった場面に遭遇したら記録をするようにしています。スマホにエバーノートの関連アプリで「Fast Ever」というものをダウンロードして、活用しています。

 

エバーノートでもいいのですが、このFast Everは立ち上がりがものすごく早く、書き込み専用なのでパッと閃いたことをすぐに記録することができます。書き込んだ文章はそのままエバーノートのノートブックに転送されるので、非常に便利です。

 

ということで、何か私のツボにはまった事柄や言い回しやアイデアなど、とにかく見たり聞いたり頭の中から浮かんだことをひたすら記録することにしています。ただ、記録することで安心してしまって、上手く活用できていないこともありますが・・・。

 

その収集した中で、最近ツボにはまっているのが、「同じことの繰り返しでは同じ結果しか得られない。ましてや、同じことの繰り返しで違う結果や変化を期待してはいけない」というフレーズです。

 

ビジネスも同じですね。毎日同じことを繰り返しているだけで、売上げがどんどん増えることはないと思いますし、最近では同じことの繰り返しでは現状維持どころか、衰退の一途をたどってしまうことにもなりかねません。常にイノベーションを意識して、実践し行動をし続けていかなければ、シャープやパナソニクなどの大企業であったとしても、例外ではありません。

 

同じことの繰り返しから発想の転換で、売上高を6年で4倍に伸ばした企業があります。相模屋食料株式会社です。豆腐を製造している会社です。

 

豆腐は約6000億円規模の市場で8000社以上の事業者があるそうです。すでに成熟産業で市場拡大の余地がないと考えられておりました。そこで、相模屋食料株式会社は、発想の転換、つまり「豆腐は白くて四角で醤油をかけて食べるもの」という常識から見直して、

白くて⇒緑色

四角て⇒ザクの形

醤油をかけて食べる⇒枝豆味でそのまま食べれる

という、ガンダムに出てくるザクをかたどった枝豆味の緑色の豆腐を売り出したところ大ヒットとなり、6年で4倍の売上高を記録しました。【相模屋食料株式会社HP

 

豆腐が白くて四角いままであったら、購買層は主婦から広がることはないと思います。しかし、ザクのパッケージにしたり、豆腐自体に味付けをして醤油をかけなくても手軽に食べられるようにした結果、ガンダム世代の男性にまで購買層が広がり市場が広がったという結果になったわけです。つまり、 マーケット層を狭くしていたのは自分自身の価値観が固定化されてしまっていて、何も疑問を持つことなく同じことの繰り返しをしていたことが原因だった訳です。

 

このように、発想の転換はとても大事だと思います。たとえば、海外のある島に、靴の営業に行ったところ、誰も靴を履いていなかったらどうしますか?

 

普通であれば、誰も靴など履いていないので靴を売ることは出来ないという発想をすると思います。しかし、靴を履くことのメリットを島の人に提案して、島の人が靴を欲しいと思ってもらうようにすれば、この島の人すべてが靴を履くようになり、新たな市場が生まれてくることにもなるのです。

 

このように、自分自身の価値観を固定化することなく、発想の転換を意識し、お客様自身も気づかれていない潜在的なニーズや課題にアプローチし、あらゆる問題解決のお手伝いをさせていただきたいと思っております。将来的に、従来の手続業務ではない新たな分野の業務を開拓していく礎になることを期待して・・・・。

  

 


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